じゃがいもの花は摘むべき?

9月くらいに育て始めたじゃがいも。そろそろ花を付け始める時期ではないでしょうか?

じゃがいもは野菜の花のなかでも美しく、家庭菜園で育てていても見栄えがします。しかし花に栄養が取られてしまい、いもがやせてしまわないかと思っている方もいると思います。

じゃがいもは花を摘まなくても大丈夫!

 結論からいえば、じゃがいもの花を残しておいても大きなデメリットはありません。むしろ摘み取ることで切り口から病原菌が侵入するリスクもあるのです。

 じゃがいもは「いも」で増殖するぶん、受粉して実を付けることはあまりありません。そのため花を残しておいても実に栄養が取られることは少なく、管理の手間が省けるのです。

じゃがいもの実は食べられる?

ただし受粉しにくいといわれるじゃがいもも、時々実を付けることはあります。同じナス科のトマトのような見た目を していますが、赤く色づくことはありません。熟した実であれば食べられなくはないですが、未熟な実(トマトと同様、有毒なアルカロイドが含まれます)とも見分けにくいため食べない方が無難でしょう。

品種別・花の色

じゃがいもは品種によっても色はさまざま。PAUL POTATOで各段ごとに別の品種を育てている方はとくに、色とりどりな花も楽しんでみてくださいね。

以下の表に品種別の花の色をまとめました。

 品種 花の色
男爵 薄い紫
メークイン 白模様が付いた紫
キタアカリ 赤紫色、花先が白
ニシユタカ
インカのめざめ
キタムラサキ
デジマ
普賢丸
さんじゅう丸
北海こがね 薄い紫
トヨシロ
シャドークイーン
とうや
アンデスレッド 薄い赤紫

 

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